2004年5月 屈斜路湖半 |
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晩ご飯は串焼き |

酔っ払い |

時は流れて… |
せいてん♂の手記
またまたゴンタと二人きりで屈斜路湖へキャンプに行きました。天気が良く、大変気持が良かったのですが、日焼けをし、帰りに立ち寄った津別の温泉では“ギャッ!”っと申しておりました。今回のキャンプでなかなか面白かったのは、まず釣れるわけないと思いつつ垂らしていた釣り針に、なんと4匹も魚がかかったことです!!お魚に詳しくない僕たちは、憧れの、あの割り箸に“にょんにょん”と刺して塩降って薪で焼いて“ホクホク”食べるのを、ウキウキして揚陸しましたが、お魚に詳しい友達に電話かけて特徴を言うと、「残念だな。ウグイだ。でも食えるぞ。小骨に注意しろ。マズイけどな」…ま、まさに、まさに、この会話文を棒読みしたかのように、いや全くの棒読みで答えてくれました。“感情がねぇ〜ぞぉ〜”と思ったら、寝起きだったそうな…。
でもあの暑い日によくもまあ11時まで寝たもんだ!と呆れながらも、後は得意の社交辞令で無難に電話を切りました。
リリースしよう!ということにしたのですが、ゴンタは余程新鮮さにこだわっていて、「食いてぇ〜。食いてぇ〜。本当にウグイなのぉ〜?ウグイでも新鮮なら美味いんじゃないかな?この間知り合いから産みたての卵貰ったんだけど、なまら美味かったぞぉ〜。新鮮ならウグイでもやっぱ美味いんじゃないかなぁ〜」と未練がましい彼を尻目に、僕は4匹の魚を湖に帰しました。すると湖に帰ったお魚さん達みなお腹と背中が返っていて…「だ、ダメか?く、食ってあげた方がよかったか?」などと言ってる間に、最後の方で釣り上げられたらしき“新鮮な”2匹はどこかへスぅ〜と消えていました。よかった。
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朝が来た |

釣りをしてみる |

昼寝もしてみる |
で、トレーラの近くでボオ〜っとしているとなんと、鷹だか鷲だか鳶だかわからん鳥が息はあるが蘇生しきっていない1匹をくわえて行ったではありませんか!!なんという生態系!!感動したぁ〜!ちなみに鳥に詳しい友人は持ち合わせていなかったので、鳥種については各自、判断のこと。そうこうしている間になんとまた、鷹だか鷲だか鳶だかわからん鳥がやってきたので激写しようとデジカメをスタンバイ…何か違和感…ゴンタ隣で“ボッコ”持ってる!!
「なにすんの?」
「いや、魚捕らえる瞬間投げたら当たらないかなって思って」
「………人の気配感じたら降りてこないよ…それにあんた殺気立ってるし」
「当たらないかなぁ?」
「当てたい?」
そんな会話をしている間に、辺りは静まりかえり、鳥の姿は見えなくなりました。しかし、少しして彼はまたやってきました。さっきと同じ鷹だか鷲だか鳶だかわからんが(面倒なので以下猛禽君)、魚を狙っているのは確か…。旋回の仕方や風の乗り具合が、ピキピキと僕の野生に語りかけてくる……狙っている。
彼は獲物へ向けて急降下!僕のデジカメへの人差し指に力が入る!しかし、魚を狙っているのは何も彼だけではなかった。降下する猛禽君へ向かっていった鳥がいた。この鳥種はすぐにわかった…カラス…そう、あのカラス。あれも猛禽類に昇格させてはどうか、近々提案しよう。しかし、猛禽類に比べ無様な狩りである。品性に欠ける点で、今回は見送ろう。しかし、猛禽君2度目は成功。悠々と空へ。ちょいとボケてるけれど、激写成功(^^)。そんなときふと思ったのが、最初の2匹…ねぇ…。
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釣れる釣れる |

なんだウグイじゃん |

まったりと昼寝 |
そんなこんなでバタバタしていると、カモメ西から東へ飛んでいった…。
「カモメって湖にいていいの?」とゴンタに聞くと、
「わからん」
「外海にいるもんじゃないの?」
「いたんだからいいんじゃない?」
「そか……(・・)」…鳥に詳しい友人、1人確保しておくべきだな…。
それからそれから、ゴンタとデッキチェアでくつろいでると、彼が立ち上がって後方へ…。“立ち小便だろう”と思っていると、声をひそめて、
「せいてん♂〜」
鹿かなんかだろうと後を振り向くと、彼が半腰で、
「くまぁ〜(熊)…くまぁ〜(熊)…」
慌ててデジカメを起動させてそちらへ向かうと、
「うっそぉ〜!」
ちょっと、カチンッときたのでM字型に毛をむしってやろうかと思ったら、彼が、
「普通車の方とかへ逃げない?デジカメ持ってくるかなぁ〜?」
言われてみれば、そうと言えないこともない。しかしながら、十人十色。降下してくる猛禽君に“木のボッコ”ぶつけようとする人柄も、まんざらじゃないと思うけどなぁ…。
ま、楽しかったし、いいか…。
翌日の“反動鬱”はちと辛かったけどさ(^^)。
今度はエアーガン持って行こうっと(^^)。バキューン。動物は撃たないもん。人間の背中打つの(^^)。
昔、デパートの屋上からたくさん人撃って怒られたことあるからさ(^^)。
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猛禽くん登場 |

魚を食べてる |

楽しかった。 |