2004年7月 屈斜路湖にて


峠は濃霧

朝は良い天気

とってもヘルシー

 仕事を終えて久しぶりの屈斜路湖に向かう。東京では40度近い気温だというのに今日は小雨混じりの肌寒いあいにくの天気。美幌峠はお決まりの濃霧で視界も悪く、危なくキツネを轢きそうになる。屈斜路湖に到着すると湖畔には暴風が吹き荒れ、暗闇の中とてもテントを設営する気にもなれず先発で到着していたゴンタのキャンピングトレーラーに駆け込んだ。
 外での調理もできないのでゴンタはコンビニ弁当、ポチは納豆ご飯とサンマ蒲焼缶詰というまるで苦学浪人生並みの夕食を済ませ、ビールを飲むと早々に就寝したのだった。


大きなゴンタ艇

小さなポチ艇

美留和の瀬

 翌日は次第に風も止み、曇り空ながらもほんのり暖かい気温。さっそくパンとサラダ・フルーツの朝食。食後のコーヒーを飲み近くの公衆トイレで用を足していると、空に少しづつ晴れ間が見えてきた。 今日はお互いのカヌーを交換して川下りしてみる。小さな一人艇と大きな3人乗り、苦戦する姿を見ながらお互い大笑い。 美留和橋まで下り終えたところで一旦屈斜路湖まで戻りスパゲティとホットサンドの昼食をとると、一人乗りのポチのカヌーに二人で乗ってみた。故意にカヌーを揺らしてはしゃぐゴンタにポチの顔が青ざめる


昼食の準備

お昼ごはん

おいしいおいしい

 ゴンタのカヌーに二人で乗って川下り2回目、ゴンタにパドルを預けたポチはフライ竿を振りながら進む。美登里橋まで下るとラフトボートに乗った40人くらいの集団と出会う。しばらく釣りをしていたら、ルアーを川底に引っ掛けたゴンタがいきなり海パンに着替え、ルアー回収のために川へダイビング。…ふと上の橋を見るとさっき上陸したラフトの集団が橋の上から海パンのゴンタを見ている。「今月号のBE-PALの表紙はここから撮影したんですよ」とツアーガイドの声が聞こえ、40人くらいのツアー客の視線は一斉に海パン姿のゴンタへと注がれた。中には写真を撮っている人もいる。ゴンタは最初赤面しながらも、開き直って40人近いツアー客が見守る中、果敢に川底へのダイビングを続けたのだった。


ちっちゃいヤマメが釣れた

ラフトが停泊

海パンのゴンタ

 沈する可能性があったので今回愛犬はキャンピングトレーラーの中でお留守番。外に出してあげてもふてくされて寝ている始末(苦笑) 丸1日遊びつづけて時計は6時をまわっていた。あわてて撤収を済ませ、帰りは温泉に立ち寄りリフレッシュした。


ふてくされるポチ

すっかり遅くなった

温泉でリフレッシュ