2004年11月 和琴半島にて


峠はすっかり冬景色

魚がたくさん

おや?美登里橋にダックスが?

 11月に入ると美幌峠もすっかり雪景色。路肩に積もった雪を見ていると、これからカヌーに乗りに行く自分を不思議に思う。眺湖橋に着きカヌーを降ろそうと外に出るとものすごい突風。湖もまるで海のように波立っている。橋をくぐるまでに風にあおられて沈したら風邪ひくんだろうなぁなんて思いながらカヌーを持ち上げた途端に強風が!カナディアンのバウがボンネットを直撃(笑)!風にすっかり翻弄されながらも無事漕ぎ出すことが出来、川に入ると風も気にならなかった。
 すっかり減った水量に何度か座礁しかけながら、湧き水のポイントに停泊してお昼ご飯を食べようとドライバックに手を入れたその時、前回に引き続き今回もコーヒーをクルマに忘れてきたことに気付く。しかもソロ下りなので誰もツッコミを入れてくれない。川面を優雅に泳ぐ魚たちに「こんなオレってどうよ?」と話しかけながらひと口かじったパンを片手に川下りを再開させた。


ゴンタ出撃

林隊長ケータイで撮影

さぁゴンタのロール

 美登里橋に着くと、ちょうどゴンタがやってきた。そして今回初めてお会いする「林隊長」もデリバンを改造したキャンピングカーで颯爽と登場。ゴンタは川原に暖を取るための薪を運び、ポチはその間に食べ損ねた昼食を食べようとすると隊長が手際よくコーヒーを淹れてくれた。うんうん、やっぱりコーヒーは飲みたい時にすぐ淹れないといけないんだよね。などと反省しながら食べかけのパンをほおばる。…それから、先月に引き続きロールの練習が始まった。風邪ひいても知らないよ、こんな初冬に川に潜るなんて(笑)


行くぞ!

あれ?

あらら?


残念…

さ、寒そう…。

場所を移して宴会開始

 隊長の「温泉に入りたい」との希望で、場所を和琴半島に移すことにする。サイトの設営もそこそこに一同は露天風呂に駆け込む。ポチはウェットスーツで川に潜っていたせいか体も冷え切り、露天風呂の心地よさもまた格別。風呂からあがると風もすっかり無くなって、最高のキャンプ日和。(…って11月だけど。)林隊長の音頭で乾杯すると、隊長のクーラーからは手際良く前菜が出され、ワインの栓が抜かれる。いつもと違う豪華な食事にポチは嬉しい悲鳴。
 気が付くと薪ストーブの上にはモツ煮込みもグツグツと音を立てていた。「いやぁいい匂いですね。隊長、ちょっと味見していいですか?」ポチがたまらずふたを開けるとゴンタと二人で鍋をさらいます。…で、あっという間に完食。あれれ、味見だったはずなのに・・・(笑)


マイチェアに座るチャコ

あっという間になくなったモツ鍋

マイチェアに座るポチ

 すっかりお腹もふくれ、ワインも空き日本酒の栓が抜かれ、酔い覚ましにまた露天風呂に向かい、ふと時計を見るとなんとまだ7時。明日も仕事があるポチは一足速く就寝。その後もしばらくゴンタと隊長は酒を酌み交わしていた。
 翌朝仕事のため早く起きたポチは帰り道を運転しながら、きっと二日酔いで頭を押さえているだろう二人の身を案じていたのだった(笑) 隊長、おいしい料理と豪快な飲みッぷりに脱帽です。本当にご馳走様でした。


とりあえず記念撮影

もう一枚

さぁこれから仕事だ…。