2005年9月 丸 瀬 布 |
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怪しげな雲が行く手を覆う |
 増水して荒れ狂う湧別川 |
 白滝キャンプ場到着 |
今年は本当に雨男。湧別川下りキャンプを予定していた連休は見事に台風直撃。しかも大型で勢力が衰えないまま北海道も通過していくというのだから性質が悪い。最近では「雨男」ではなく「天災男」とまで言われてきた…。
しかし台風の襲来はあったものの、久しぶりの休みは何とか晴れ渡った。しかしまだ暴風域は脱してなくすこぶる風が強い。ゴンタと話した結果、とりあえずキャンプ決行。車を白滝まで走らせる。
キャンプ場に着くと、立っていられないほどの暴風。車に積んだカヌーもあおられ、体感温度もとても低く感じられとてもキャンプどころではない。悩んだ結果、丸瀬布キャンプ場まで引き返す事にする。
キャンプ場に戻る途中に湧別川を下見。思った通りの大増水、この前あったはずの瀬も岩も全て流れに飲み込まれていて全く川の様相が違う。いや、氾濫一歩手前。せっかくの川下りも万一を考え諦める。
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ものすごい暴風で宿泊断念 |

さっそく夕食の準備 |

自衛隊食の缶詰を食べる |
丸瀬布キャンプ場に着くと「本日台風のため閉鎖」の張り紙。でも中に入るとテントがひと張りある。とりあえず事後承諾でサイトを設営する。相変わらずの強風も、木に囲まれた丸瀬布は幾分おだやかだった。
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風が止みのどかな夜に |

焚き火で夜も深ける |

とても天気の良い朝 |
なぜか家にあった自衛隊食の缶詰とジンギスカンで夕食。ビールを軽く飲んでたつもりがあっという間に12缶が空いて、手持ち無沙汰に空を見上げると満天の星空。台風一過で天の川までくっきり。焚き火をしながら夜もすっかり深けていき、気付くと風も止み、静かな森には焚き火のパチパチはじける音とゴンタの下ネタトークだけが響いていた…。
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だんだん暖かくなってきた |

さっそく火をおこす |

朝ご飯は焼き魚定食 |
翌日はすっかり晴れ渡った。早起きしたポチはサイト内を流れる武利川を見に行く。でも相変わらずの大増水。これなら湧別川も同じだろう。そう思ってまたテントに戻り2度寝する。しばらくするとゴンタが起きだし朝食の準備を始めていた。
ゴンタシェフの焼き魚定食で朝食を済ますと、管理人がやってきた。聞けば昨日は閉鎖してたのに、東京から来たお客さんに「道が閉鎖されて戻れないからどうしても入れてくれ」と泣きつかれて中に入れたという。で、朝来て見たらもう一組増えていたので驚いたと。驚くんならサイト料金ちょっとオマケしてくれてもいいのに。
朝ご飯をすますとカヌーもできずに時間を持て余し、キャンプ場を散歩。途中自動販売機でビールを買おうとするけど1000円の旧札じゃないと硬貨でもお金が戻ってくるわけの分からない自販機で、面倒なので温泉「やまびこ」まで行ってビールをひとしきり買い込んだ。木漏れ日に囲まれ朝から乾杯。その後、ポチは撤収。ゴンタはあまりの気持ち良さに連泊を誓うのだった…。
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爽やかな朝ごはん |
 木漏れ日が気持ち良い |

せっかく積んできたのに残念 |