2005年8月 湧別川 《幌加湧別〜旧白滝》 |
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出掛けにまず給油 |

丸瀬布で休憩 |

スタート地点までサイクリング |
今年は相変わらずの雨男、休みのたびに台風がやってくる。しかしこの日は曇天ながらぎりぎり雨も降らずに何とか天気も持ちそう。ポチの愛車にカヌーと自転車を無理やり積み込み湧別川を目指した。ゴール地点にクルマを置いて、出発地点まで自転車で移動。まだ雨も降らずに快適なサイクリング。
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晴れてよかった |

ゴンタ出発 |

ポチ流された |
出発地点に着いてさっそく着替え。前回一度下ったゴンタが軽く漕ぎ出す。目の前の小さな瀬で感触を確かめる。待ちきれないポチもさっそく漕ぎ出してみるが見た目以上のパワーに押され、下流の岩場まで流される。なんとか瀬まで遡上しほっとひと息。
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おっと岩に引っかかった |

やばいやばい |

あぁ、合掌…。 |
そしてゴンタが2度目の漕ぎ出し。快調に漕ぎ出したゴンタ、しかし雨で増水した湧別川のパワーはあなどれない。ついさっきポチが流された岩場まで流された途端、岩に捕まりあっという間にカヌーが横を向く。楽勝でリカバリできると思った瞬間、横になったカヌーの中に情け容赦なく湧別川の水が入り込む。そして完全に裏返ったカヌーの下に引きずり込まれるようにゴンタが消えていった。「やばい!これはカメラを構えている場合じゃない!」そう思いながらも無情なポチは決定的瞬間についついシャッターを切る。裏を向くカヌー、芸術的に舞い上がったパドルが哀愁を誘う…。「だめだ、こうしている場合じゃない!」ポチが我にかえった時にはゴンタは自力でカヌーとパドルを確保していた。
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半沈のまま流される |

水浸し |

カヌーを牽いていったん戻る |
友達が瀕死の状況なのに全く友達甲斐のないポチがファインダーをのぞいている間に、ゴンタは自力で再乗艇。しかしさすがに戻って来れずに半沈のまま下り始めた。遅れて出発したポチがしばらく下った瀞場で合流すると、ゴンタ艇はプール状態。そして全身ずぶ濡れのゴンタはぶるぶる震えてる。聞くと湧別川の水は想像以上に冷たく、少し流されただけでも体が動かなくなるとのこと。しかし今日の川のパワーだと、これからもお互い何度も沈する可能性が高い…。しばらく悩んだ末、ゴンタはゴール地点に置いた車まで一旦自転車で戻り、念のため持ってきたドライスーツに着替えることにした。ゴンタが車を取りに行っている間にポチは出発地点まで2艇のカヌーを引きながら遡上。流れのパワーが強くこれが意外と重労働。ようやく2艇を運び終えるとタイミングよくゴンタが車に乗って戻ってきた。
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さあ再出発 |

瀬があった |
面白いのでもう一度 |
初めての湧別川は瀬が連続して大興奮、下り始めから叫びっぱなし。しばらく下った中州でひと休み。さらに下るといい感じの瀬を発見。ポチは下ったあとにカヌーを引いてもう一度挑戦。わざとに沈して面白い写真を撮ってもらうつもりが、瀬のパワーにビビッてそのまま下ってしまう。
立て続けの瀬に声も枯れてきた頃、そろそろゴール地点だとゴンタが告げた。
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思いっきり流される |

荒れてる荒れてる |

余裕のゴンタ |
それからすぐにゴールの目印に置いた椅子を発見。楽しい川下りがあっという間に終わってしまった。ゴールに着くとパンとコーヒーで遅い夕食。腹ごしらえをすませてポチは後片付け、ゴンタはスタート地点まで車を取りに行く。ポチがカヌーを担ぎ上げていると空模様が怪しくなってきた。おまけに川沿いにはやぶ蚊が大発生。体中を蚊に弄ばれながらゴンタの到着を待つ。やっとゴンタが到着すると、雨がポツポツ降ってきた。雨男の面目躍如と苦笑いしながら慌てて荷物を積み込みカヌー2艇をカートップ、途端に雨は本降りになったのだった。あぁ今度の休みは晴れますように…。
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あともう少しでゴール |

到着、遅い昼食 |

お疲れ様でした |