2006年10月 湧 別 川


給油を済ませいよいよ出発

ハンダさん邸に到着

空気を入れる

 ようやく休みの調整がついて、待望の湧別川下りに行くことになった。夜は昨年に引き続きハンダさんにお世話になる。心躍らせながらゴンタと一緒に出発。隊長も昼過ぎには駆けつけ、ハンダさんと4人で湧別川へ向かった。

 先日の記録的な大嵐で倒木がちょっと心配。おまけに昨日までの雨で川は濁り、かなり増水していたけど川の様子を見てみたら何とか下れそうな雰囲気だ。スタート地点で発電所を工事していた作業員の、呆れた視線を背中に感じながら艇を出した。


出艇準備完了

けっこう水量がある

川下りスタート


瀬も何とかクリア

途中の岸でひと休み

再スタート

 漕ぎ出してみると見た目以上に流れのパワーがあり、パドルを差してもなかなか思い通りに進路を取れない。でも水量があるせいで嫌な岩がほとんど隠れていて、流れにまかせたままでもそこそこ下ることが出来た。

 途中の岸でひと休み。隊長とハンダさんも額に汗をかきながら満面の笑みで到着。増水した水のパワーと終わりなく続く瀬に興奮しながら、さらに艇を進める。


カメラの目前で

岩に引っかかり撃沈

大喜びのギャラリー

 途中でゴンタにカメラを預け少し間を空けて下っていくと、カーブの先でカヌーを降りてカメラを構えたハンダさんとゴンタを発見。そしてカメラの前の絶妙なポジションで期待通り岩に引っかかり見事に沈。鳴り響くシャッターの音を背後に聞きながら、10月下旬の冷たい水に身を任せたのだった。


ゴール目前

無事到着

お疲れ様でした

 その後もパワー満点の湧別川と格闘しながら、あっという間に上陸ポイントへ。少し物足りなさを残しながら撤収準備。ハンダさんはこれからもうひと仕事。申し訳なく思いながらもゴンタと隊長と3人で丸瀬布の温泉で疲れを癒した。


マウレ山荘の温泉へ

ハンダさん自慢のステーキ

宴会は続く・・・。

 温泉で汗を流し、再びハンダさん艇へ向かう。到着した頃にはちょうどハンダさんも仕事の区切りを付けてくれていた。忙しい中遊びにつき合せてしまい申し訳なく思いながらも図々しくお邪魔して宴会が始まった。

 ビールで乾杯した後、ハンダさん自慢のやわらかくおいしいステーキと赤ワイン、そしてこれまた美味な日本酒に囲まれついつい深酒してしまう。いままで休みなく働いたご褒美なのか、ご馳走三昧でいつになく酒も進む。

 ・・・と、これが悪かった。なんとここから先の記憶がない。デジカメには数枚の写真があったが全てブレていて使えない。ブレた写真をみるとどうやら外で焚き火をしているようだが、写真を撮った記憶すらない。すっかり酒に呑まれてしまった一日だった。同席の皆様、本当にすみませんでした。増水した湧別川より深く深く反省します・・・。