2007年02月 釧 路 川


コンビニで買出し

氷がまったく無い屈斜路湖

眺湖橋到着

 深夜にゴンタからメールが来て、冗談で「明日休みだから川下りに行こう」と返信したらノリノリで返事が返ってきた。まったくもう、好きなんだから・・・(笑)

 翌朝、凍てつく寒さの物置の中でカヌーの準備をしていたら、軽トラにMTBを積んだゴンタがやってきた。
「あれ?パドル忘れたの?」
「いや、オレ乗ってるだけで漕がないから」
「!」
相変わらずマイペースだ。


橋の付近は氷で覆われていた

とても風が強い

寒い寒い

 美幌峠から屈斜路湖を見下ろすと全く氷がない。暖冬を目の当たりにしたようだ。しばらく車を進め眺湖橋に着いた。車を降りると相変わらずの強風。おまけに融けて流れてきた氷が眺湖橋の湖側をびっしりと覆いカヌーを出すことが出来ないので、橋をくぐり川側から出艇することにする。

 カヌーを降ろし美留和に車を停めて、自転車で眺湖橋まで戻ろうとしたが、道路が氷でツルツル。昨年までと違い圧雪ではなくテカテカの氷なので空気を抜いて接地面積を広げたつもりのタイヤでも悪戦苦闘する。


橋の下にカヌーを隠した

ツルツル氷で自転車が進まない

やっとアスファルトが見えた

 どうにかスタート地点に戻るといよいよスタート。川の両サイドは結構厚い氷で覆われ、パドルで氷を叩いてもびくともしない。雲ひとつない良い天気なのに風はとても肌寒く、凍えながら美登里橋にたどり着いた。


いよいよスタート

川岸は氷で覆われている

美登里橋で昼食


陽射しが少しだけ暖かい

コーヒーは冷え切っていた

再スタート

 美登里橋で昼食。コンビニのパンもコーヒーもすっかり冷え切って全然おいしくなかった。あぁ、面倒がらずにバーナー持って来ればよかった・・・などと後悔しながら寒さに耐え切れず再スタート、一路美留和を目指す。


美留和の瀬を通過

深い雪の崖を上る

仁伏温泉で温まる

 水量が少ないからか倒木がやたらと目立ち、新しめの倒木が川幅一杯に倒れ行く手を塞いでいたりで難儀しながら無事に美留和に到着。でもこの頃にはお互いほっぺたもつま先もしびれる位に凍えていた。耐え切れず途中の温泉で体を温め帰路に着くと日も傾き始めた。

 あぁ、楽しい一日だった・・・と思っていたらゴンタの携帯が鳴った。聞くと仕事の依頼、これから戻ったら仕事らしい。朝から遊び呆けた後の仕事はキツイだろうな。お疲れ様・・・。