2014年08月 千 歳 川



それにしても暑い日が続く。



明日の休日も暑くなりそうなので、

今年初めての川下りに行くことにした。



明日に備えて、仕事が終わってから車庫で黙々とキャリアを付ける。



車庫も暑くて汗だくになった。

 





翌日は予想通りのよい天気。

朝起きたら洗濯をしながら支度をする。



1年振りでカヌーの浮力体はペチャンコ、

ポンプで空気を入れていたら、出発前にまた汗だくになった。



  
 

千歳までの道のりは予想以上に混んでいて、

40キロの道のりが1時間半かかった。



途中のコンビニで昼食を買い、少し迷いながら無事に到着。  







混み合っているのかと思ったら意外と誰もいなかった。

クルマが数台停まっていたけどたぶん釣り目的なんだろう。



艇を降ろして到着地点に向かう。







今日はソロ下りなので到着地点にクルマを置き、

歩いて出発地点に向かうことにする。



自転車を積んでこようと思ったけど、

ずっと乗っていなくてタイヤの空気が抜けていたので諦めた。








出発地点までは約5キロ、炎天下の中黙々と歩いた。




途中脇道に入る目印のCAFEの看板から先は、遊歩道が整備されていた。




 



遊歩道は木漏れ日で歩きやすい。




途中、働き者の蟻が蝶の翅を巣穴に入れられずに困ってるのを見つけた。
 









少し歩くとトイレや東屋が整備されていて、そこからすぐが出発地点。



暑くてまたしても全身汗だく。









少し休んで汗をひかせようと思ったけど、

じっとしてると直射日光がジリジリ当たるのですぐに艇を出すことにした。









漕ぎだすとさすがに川の上は少し涼しくて気持ち良い。








そのまま下るとあっという間なので、途中何度か休憩。


キビタキやハクセキレイを眺めながら自然を満喫。







時計を見ると12時前。

コンビニで買ったパンで軽食を取る。



ジュースと一緒にパンもクーラーBOXに入れていたので

冷え切ってあまり美味しくなかった。




やっぱりちゃんとパン屋で買ってくれば良かった。









遊歩道に案内看板のあった水道橋を通過。








千歳頭首工の堰手前で、草でほとんど隠れた

「この先キケン」の看板。



今までソロで下った事がなかったから、

ポーテージしたのかそのまま下ったのか思い出せずに

一旦艇を上げて藪を漕ぎながら進み、堰の様子を見た。



・・・良くわからなかった。








ポーテージするにも川の周りに柵があり、

面倒なので魚道をそのまま下ったらあっけないほど普通だった。




どうりで記憶に無い訳だ。








途中、フライフィッシングに幾度も遭遇。


パドラーと釣り師は仲が悪いと思ったけど、皆さん紳士的。

もちろんオレも。







無事到着地点に着いた。




千歳川の到着地点は高速道路が目立つので

通り過ぎる事無くて安心。






途中の落ち込みで艇の中に水が結構入り、

下半身がビショ濡れになった。


クルマに戻りズボンをはき替えたけど、

面倒だからパンツは濡れたままでクルマを運転したら

ズボンにしみこみお漏らししたみたいになって焦った。







意外に早く川下りが終わってしまった。


家に帰っても暑いだろうから、その足でモエレ沼を散策することにした。








ちょうど今は札幌国際芸術祭。

坂本龍一+ルイヴィトンプロデュースの会場にワクワク。








ガラスのピラミッドには特設ブースが数か所あって、


どれもオレには難解。


きっと素晴らしい意匠なんだろうな。







フォレスト・シンフォニー。


世界中の森の鼓動が天吊スピーカーから立体的に発せられる


・・・って、やはりオレには難解だった。








ソフトクリームを頼んだら、30秒もしないうちにドロドロ。








モエレ沼を一回りして、せっかくだからモエレ山登ってみた。








ようやく陽も傾きだしたのでそろそろ帰る事にする。






!!


帰り道、リアルルイージに抜かされた。



これで3回目。 あはは。